「善光寺参り絵解き図」制作の趣旨

■ 趣旨 ■

善光寺の信仰は、善光寺縁起を描いた絵伝を絵解きすることによって全国に広まりました。
このたび長野の絵解きの文化を発展させ、継承するために「善光寺参り絵解き図」を制作します。それを使って新たな絵解きを創造します。
平成27(2015)年には善光寺御開帳と新幹線金沢延伸が予定されています。それを前に、長野独自の伝統文化を全国に発信していきます。


平成25(2013)年2月19日
善光寺参り絵解き図制作プロジェクト

2013/11/30

リーフレット&チラシの配布

11月30日(土)

このところ朝は氷点下となり、寒さが厳しくなってきた長野市です。

今日は午後、顧問の小林一郎と共に、リーフレットとチラシの配布に善光寺へ。
日中でも最高気温は9度と寒い長野市。
でも善光寺は参拝者でにぎわっていました。




昨日の会合で、絵図に描くことを確認した大峰山と地附山が、陽を浴びてなだらかに連なっていました。

本日の<配布先>は次の通りです。

善光寺大本願・善光寺事務局・十念寺・
菓恋・わかさ屋

今後も置いていただけるところがあれば、こちらから持参します。
どうぞよろしくお願いします。
 

※11月25日までの<配布先>

八十二銀行様のATMコーナー(長野市内の支店 約20店舗)
※店舗によってはまだ置かれていない場合がございます。
中部公民館・南千歳町公民館・権堂まちづくりセンター・長野松竹相生座・ちょっ蔵おいらい館・ぱてぃお大門えんがわ・カフェ マゼコゼ・カネマツ・弥生座・白蓮坊・かるかや山西光寺

『リーフレット』
●デザイン:山口純子
●挿   絵:尾頭/OZ/山口佳祐
『チラシ』          
●デザイン:山口純子

記: 小林 玲子

2013/11/29

第12回制作プロジェクト/すやり霞が描き込まれた原寸大原画



平成25年11月29日金曜日。
今朝の長野市は、今シーズン一番の冷え込みとなりました。

第12回目の会合は、郷土史研究会の事務所にて行われました。
前回の会合では絵師の尾頭氏アトリエにて、
原寸大の原画を前に、メンバーで議論しました。

今回は、今日の朝までバランスを見ながら描き込んだ原画を写真撮影し、
A3サイズに縮小したものを尾頭氏が準備。
前回はラフイメージで提案していたすやり霞もしっかりと描き込まれ、
周囲の山々や細かな建物も追加されており、
さらにイメージが膨らむ原画となってまいりました。

資料を見ながら、メンバーで川や山の位置、
橋の向きや建物の様子等をさらに話し合いました。

「原寸大サイズへ実際に描き込んでみると、
  想像以上に各々を配置するバランスを
 丁寧に整える必要性に気付きました」

と尾頭氏。

予定より時間がかかってはいますが、
確実に「善光寺参り絵解き図」の完成に近づいています。



記:山口純子







2013/11/28

メディア情報のお知らせ (11/28 長野市民新聞)



平成25年11月28日発行の「長野市民新聞」に
善光寺参り絵解き図制作プロジェクトの活動の様子が大きく掲載されました。



記:山口純子




2013/11/25

平成26年1月26日 『完成迫る善光寺参り絵解き図』 チラシ完成

平成26年1月26日 『完成迫る善光寺参り絵解き図』と題して
制作途中の絵解き図のお披露目行事が開かれます。


当日は、栃木県立学悠館高校教諭・東洋大学講師の久野俊彦氏の講演を予定しています。
また、シンポジウムや絵解きも実施予定です。

現在制作中の絵解き図。
来年1月26日にはどのくらい描き進められているのか。
そして、その制作途中の絵解き図を使った絵解き。

今から本当に楽しみです。


●チラシデザイン:山口純子



記:山口純子



善光寺参り絵解き図 『リーフレット』 完成

この度、善光寺参り絵解き図制作プロジェクトの趣旨や想い、制作スケジュール等を記載したリーフレットが完成しました。皆様ぜひご覧ください。





長野市内を中心に、以下の場所へ配布致しました。
今後もさらに配布予定です。


<配布先> ※11月25日現在

八十二銀行様のATMコーナー(長野市内の支店 約20店舗)
※店舗によってはまだ置かれていない場合がございます。
中部公民館・南千歳町公民館・権堂まちづくりセンター・長野松竹相生座・ちょっ蔵おいらい館・ぱてぃお大門えんがわ・カフェ マゼコゼ・カネマツ・白蓮坊・かるかや山西光寺

●デザイン:山口純子
●挿   絵:尾頭/OZ/山口佳祐          



記:山口純子








2013/11/22

第11回制作プロジェクト/原寸大原画を見ながらの会合




平成25年11月22日金曜日。

今回は初めて、絵師である尾頭氏のアトリエにて会合を行いました。
原寸大原画を前に、様々な項目が議論されました。

原寸大原画をA3サイズに縮小したものへ
尾頭氏がすやり霞のラフイメージを描き込んだものを見ながら
建物の大きさや位置等を確認しました。

また、本日は新聞社2社の取材も受けました。


今後、原寸大原画の更なる描き込みが進みます。



記:山口純子







2013/11/19

絵解き情報/11月23日(安曇野市給然寺お十夜法要)

●絵解き「当麻曼陀羅」
小林玲子(長野郷土史研究会副会長・絵解き口演家)
11月23日(土)勤労感謝の日 正午~13時
 
 
拝観料 1000円
参加自由、申し込み不要
 
1年に1度、寺宝の当麻曼陀羅を公開します。
絵解きはどなたでもお聴きいただけます。どうぞご参加ください。
 
                      
                    
                      (写真は1昨年の絵解き)
 
【お問合せ】
 給然寺(安曇野市明科中川手104-1 ℡0263-62-2512)

2013/11/17

絵解き図に描かれる場所 西宮神社

 今年も11月18、19、20日に行われる西宮神社の「えびす講」の時期がやってきました。
 この神社は大正時代に現在地に移ってきました。それ以前は今よりもやや南側で、武井神社の北側にあったことから、善光寺参り絵解き図でも、武井神社のすぐ北側に描かれることになっています。
 
 特に賑わうのは、19日夜の宵えびすです。写真は、昨年の様子。お参りするのに長蛇の列ができていました。こんなに長蛇の列ができる神社は、善光寺界隈では他にありません。境内近くの通りには、縁起物などを売る露店が軒を連ねます。 
 
 
 松本でも、四柱神社境内社の恵比寿神社のお祭りとして、えびす講が同じ頃行われています。本日(11月17日)松本に行った折、お参りしてきました。松本では、列をつくってお参りする姿はなく、おみこしが出たり、野菜が販売されたりしていて、市民が自分たちでつくり、盛り上がるえびす講という雰囲気でした。
 
 まちによって、えびす様のお祭りでも大きく違っています。
 
 記:小林竜太郎

●02 - 本格的に描き進められている原寸大原画



11月17日、秋晴れの長野市。

尾頭のアトリエでは原寸大原画が描き進められていました。

前回の会合を踏まえ、建物から順に描く事としました。

これまで時間をかけて整えた詳細な資料やイメージスケッチを
正確な位置情報として原画へ落とし込み、
建物のバランスをひとつひとつ調整していました。

更には、「善光寺境内」と「門前町周辺」のエリア分けを行い、
絵解き図完成をイメージしながら制作を進めていました。




現在の進行状況は、
「善光寺境内」エリアの建物、半分程度が描き上がったようです。



記:山口純子



2013/11/13

第10回制作プロジェクト/今後の予定確認と広報

平成25年10月31日。 
 
長野郷土史研究会の事務所で、会合を開きました。
 
最初に完成したリーフレットの配布先と、これから作るチラシについて話し合いました。
尾頭さんからは、絵図の進行状況と今後の予定が発表されました。
 
原寸大原画の仕上がりは11月24日と発表がありました。
続いて12月末から本描きに入り、1月26日の長野郷土史研究会の行事には、原画の途中経過をお披露目することになりました。
 
大本願で開催される行事では、講演会やシンポジウムを行い、私も絵解きの触りをご披露することになりました。
 
1月26日には、多くの皆様にお越しいただけるように、広報を進めていくことを確認しあいました。
 
記:小林玲子