「善光寺参り絵解き図」制作の趣旨

■ 趣旨 ■

善光寺の信仰は、善光寺縁起を描いた絵伝を絵解きすることによって全国に広まりました。
このたび長野の絵解きの文化を発展させ、継承するために「善光寺参り絵解き図」を制作します。それを使って新たな絵解きを創造します。
平成27(2015)年には善光寺御開帳と新幹線金沢延伸が予定されています。それを前に、長野独自の伝統文化を全国に発信していきます。


平成25(2013)年2月19日
善光寺参り絵解き図制作プロジェクト

2014/07/23

「善光寺御開帳前学習会」3回で250名の参加者

7月20日(日)に、善光寺白蓮坊で「第3回 善光寺御開帳前学習会」を行いました。
お集まりになったのは70名の皆様。
開場30分以上前にお見えになった方々には、入場整理券をお出ししました。

最初に絵師の尾頭氏と私で、正面の床の間に「善光寺参り絵解き図」を掛けました。
続いて白蓮坊の執事、鈴木健一氏が、白蓮坊に伝わる「むじな灯籠」の絵解きをしました。
次に私が北海道の函館善光寺から参拝にきた「牛王麿」と、伊勢国福松村の一行の「お戒壇巡り」の絵解きを行いました。

その後、小林一郎会長が「善光寺参り絵解き図で学ぶ善光寺」で講演。
現在と違う建物などを、詳しく紹介しました。

最後に私が「善光寺如来絵伝」の絵解きを行いました。
来春行われる善光寺御開帳のパンフレットには、善光寺縁起が紹介されています。
皆様、大変熱心にお聴きいただきました。

連休中日となる7月20日の善光寺境内は、大変な人出でした。
3月に完成した「善光寺参り絵解き図」を絵解きした「善光寺御開帳前学習会」。
様々なご縁や出会いをいただきながら、3回の行事は無事に終了しました。
ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

なお20日の学習会には、「日本経済新聞長野支局」と「長野市民新聞」の取材がありました。